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10月6日の外装下地検査、外壁下地状況です。
筑西市K様邸、住宅瑕疵担保責任保険の検査機関 株式会社日本住宅保証検査機構(JIO…通称ジオ)が上棟後の躯体検査に来ました。
柱の位置や筋かいの取付状況等が正しいかチェックします。
また弊社ではJIOに追加検査を依頼しています。
追加検査とは外装下地検査で雨漏りの可能性がある箇所…外部貫通部(排水管が出ている所)、窓等の開口部防水措置、笠木の上端部や外壁との取り合い部…が基準通りの施工ができているかをチェックするものです。
もちろん指摘事項はありません。
外部の写真は外張り断熱材の上に透湿防水シート(その名の通り湿気は外に出し、水の進入を防ぐシートです)を貼り胴縁(木の板で外壁材のサイディングを施工するための下地材です)を付けた状態です。この上にサイディングがきます。
次に、室内断熱材施工状況です。
9月25日付けの写真で記載した内側の充填断熱材のロックウールです。
写真で直に見えているビニールのようなものは防湿フィルムで、この中にロックウールが入っています。 ロックウールの色はくすんだ黄色のようなグレーが混ざったような色をしています。
この防湿フィルムをよく、単なるビニールと思われている人がいますが、湿気を断熱材に呼び込まないようにする役目があります。この防湿フィルムを使用しない住宅もありますが、壁の中は湿気がこもる可能性があり、通気が悪いと壁の中でカビが生えるので、壁体内通気と防湿フィルムは必要です。
ロックウールはタッカーというホッチキスを大きくしたような道具で取りつけていきます。
よく現場でバシ、バシと音がする作業です。
ロックウールは隙間が無いように下から上まで周りをぐるりと針(ステープル)で打ち付けます。
きれいにできています。
ちなみに、防湿フィルムに印字されている文字が交互に上下逆さまになっているのは施工性の向上と間違いを生じさせないよう、上下の区別が無い製品にしているためです。
決して誤って施工しているのではありません。
(石川)
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